テート美術館展に行ってきました
ポスターを見かけたときからめっちゃ気になっていた展覧会!
そもそも、ターナー展に行けなかったのをずっと後悔してたから、というのもある。
しかも、テーマが「光」。
これは、行かねばでしょう!
素晴らしい光の世界
やはり、光や輝きになにか精神的なものを感じるのは普遍なのかな。
生命力、生き生きとしたもの、時間、神秘、、、
一番印象的だったのは、ミレイの「露に濡れたハリエニシダ」。
ミレイも来てるなんて!聞いてない!!素晴らしすぎる!
なんという霊性溢れる画面なのでしょう。。
柔らかな光に導かれる奥行きある空間の中、手前の金色の草が光を反射して輝く、静寂かつ温もり感じる作品でした。
反射は、絵の具の効果かな。ポストカードには出ていなくて。。
本物を生でみるということの価値を改めて確認した次第です。
ほかにも、ポスターにもなっていたジョン・ブレットの「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」も素晴らしかった。
白雲浮かぶ青空と翠の海。数多の天使の梯子が降り注ぎ、それを受けて輝く水面、小波の表現、奥行き。穏やかにゆらゆらと流れていく空気と時間を感じる作品。
ターナーの「湖に沈む夕日」も美しかった。ただただ、美しい色彩。ボーっと眺めていると見えてくる水面と夕日。想像力で補われたイメージは私だけのもの。そうして作品が特別なものになっていくのかな。
抽象画やインスタレーションもいろいろあったけれど、やはり純粋に美しいと感じたのは、こちらもポスターになっていたオラファー・エリアソンの「星くずの素粒子」。モノクロの世界でシルバーに輝く星くずたちは豊かな色彩よりも説得力のある光を体現しているよう。
おみやげ
お気に入りの作品のポストカードと、ちょう度小物入れが欲しかったので、おしゃれかわいいモホイ=ナジ・ラースローの四角ポーチを購入しました。